トップページ > 医師を取り巻く問題「医師に健康診断を受診させる(2)」

医師と言えども転職が当たり前の時代になってきました。その理由は様々ですがやはり、「これからのキャリアプランを考えて」、「年収をもう少し増やしたい」、「仕事に忙殺されていて、もう少し自分や家族との時間がほしい」と言った、誰もが納得できる理由が多いように感じます。一度しかない人生ですから、悔いのない生き方・働き方を選びたいものです。転職に悩んでいる先生方か、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

医師を取り巻く問題

  • 「医師に健康診断を受診させる(2)」

・医師が心身ともに健康に働くための10の条件/3.医師に健康診断を受診させる

現在の日本の医療機関では、労働時間の管理だけなく、医師の健康管理自体もかなり軽視されているのが実情です。

しかし、実際には、自分の務める医療機関で健康診断を受けることに抵抗を感じる医師も多く、定期的な健康診断が行われていないケースも多いようです。

日本医師会では、勤務医の健康を守るためには、医療機関での組織的な改善とともに、医師個人が自らの健康を守っていくことが重要として「医師が元気に働くための7ヵ条」を提案しています。

そこにも述べられているように、医師の健康は、本人のためだけではなく、診察を望む患者のためでもあり、同じ職場で働く同僚医師や病院のためでもあります。

そう考えれば、受診を恥じたりためらう必要はどこにもないはずです。

身体面はもちろん精神面でも「何かおかしい」と感じることがあるなら早めに専門医に相談し、大事に至る前に健康を取り戻すことが、医師の責務でもあります。

■医師が元気に働くための7ヵ条

その1/睡眠時間を十分確保しよう : 最低6時間の睡眠時間は質の高い医療の提供に欠かせません。患者さんのために睡眠不足は許されません。

その2/週に1日は休日をとろう : リフレッシュすればまた元気に仕事ができます。休日をとるのも医師の仕事の一部と考えましょう。

その3/頑張りすぎないようにしよう : 慢性疲労は仕事の効率を下げ、モチベーションを失わせます。医療事故や突然死にもつながり危険なのでやめましょう。

その4/「うつ」は他人事ではありません : 「勤務医の12人に1人はうつ状態」。うつ状態には休養で治る場合と、治療が必要な場合があります。

その5/体調が悪ければためらわず受診しよう : 医師はとかく自分で診断して自分で治そうとするもの。しかし、時に判断を誤る場合もあります。

その6/ストレスを健康的に発散しよう : 飲んだり食べたりのストレス発散は不健康のもと。運動(有酸素運動や筋トレ)は健康的なストレス発散に最も有効です。週末は少し体を意識的に動かしてみましょう。

その7/自分、そして家族やパートナーを大切にしよう : 自分のいのち、そしてかけがえのない家族を大切に。家族はいつもあなたのことを見守ってくれています。

出典:日本医師会

<続く>

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