トップページ > 医師を取り巻く問題「医局以外のキャリアも用意する(1)」

医師と言えども転職が当たり前の時代になってきました。その理由は様々ですがやはり、「これからのキャリアプランを考えて」、「年収をもう少し増やしたい」、「仕事に忙殺されていて、もう少し自分や家族との時間がほしい」と言った、誰もが納得できる理由が多いように感じます。一度しかない人生ですから、悔いのない生き方・働き方を選びたいものです。転職に悩んでいる先生方か、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

医師を取り巻く問題

  • 「医局以外のキャリアも用意する(1)」

・医師が心身ともに健康に働くための10の条件/5.医局以外のキャリアも用意する

私が、さまざまな理由で離職・転職した医師たちと話をしていて驚くのは、「自分が医局を出るとは思わなかった」「医局を出て、今のような働き方ができるとは思っていなかった」と語る医師が想像より多いことです。

確かに、これまでの時代であれば、医学部を卒業した若い医師は、医局の指示に従ってさえいれば、黙っていても、医師として成長しながら立派にやっていくことができたかもしれません。

しかし、今はそうではありません。

一昔前に比べて医療は高度に専門化し、社会の高齢化に伴って求められる診療内容もいっそう幅広くなっています。

さらに挙げたように、医師自身の価値観も変わってきています。

旧来の、医局に人事を預ける方法だけで、その変化のすべてに対応するのは難しくなっています。

また以前の医局は、勤務医の人事権を握っている一方で、年齢・経験を考慮してその医師に適したステージを提供する役割も果たしていましたが、今は医局にも、そうした配慮をする余裕がなくなってきています。

つまり今は、医師個人が黙っていても周囲が手を差し伸べてくれる時代ではない、ということです。

そこで重要になるのが、診療に必要なスキルを身に付けたり、希望の働き方をつかみ取るために、医師が「自ら動く」という姿勢です。

たとえば研修医であれば、臨床の研修先を検討するときは、自分のペースに合ったところを選ぶというのも、そのひとつです。

<続く>

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