トップページ > 医師を取り巻く問題「幅広い視野で、活躍の場を用意する(1)」

医師と言えども転職が当たり前の時代になってきました。その理由は様々ですがやはり、「これからのキャリアプランを考えて」、「年収をもう少し増やしたい」、「仕事に忙殺されていて、もう少し自分や家族との時間がほしい」と言った、誰もが納得できる理由が多いように感じます。一度しかない人生ですから、悔いのない生き方・働き方を選びたいものです。転職に悩んでいる先生方か、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

医師を取り巻く問題

  • 「幅広い視野で、活躍の場を用意する(1)」

・医師が心身ともに健康に働くための10の条件/6.幅広い視野で、活躍の場を用意する(1)

現在、勤務医の就・転職というと、医局の人事を除けば、知人医師の紹介や縁故というのが大多数を占めています。

日本国内の勤務医の異動の約8割が、こうした方法だともいわれています。

多くは同じ大学の医局出身であったり、地域や診療科などが共通する医師同士のネットワークのなかで、勤務先の紹介や斡旋が行われています。

知人の紹介で就職先を得る場合、知人から事前に情報をもらえるという点が大きなメリッ卜になります。

勤務の体制や報酬はもちろん、スタッフの配置や院内の雰囲気といった、外からはわかりづらい情報も、ある程度までは知ることができます。

しかし、知人の紹介に頼る就職・転職のデメリットもあります。

第一は、地域や条件がどうしても狭くなるということです。知人のネットワークのなかに希望の条件に合う医療機関があれば問題はありませんが、現実はそうとは限りません。

とくに家族の介護や転勤などで、離れた地域で就職を希望するような場合は、知人からの情報だけでは対応できないケースが多くなります。

また知人の紹介では、ときとして紹介してくれた医師の顔を立てなければという気遣いや遠慮が生じ、勤務先への不満や本当の希望をなかなか伝えられない場合もあります。

こうした医師の就職・転職にまつわる不利な点を補う意味でも近年、注目度が高くなっているのが、医師の紹介会社を利用する方法です。

医師紹介会社は、新臨床研修生度導入で研修医の引きあげなどが起こり、医師不足・医師偏在が深刻化したことを背景に、ここ10年ほどで急速に拡大しています。

登録する医師の層も変化しています。以前は、すでに退職した医師や退職が決まった医師が再就職先を探すための登録が大半を占めていましたが、最近は、医師としてのスキルアップやキャリアアップを目的に、数年先の転職を見据えて登録・相談するケースが増えています。

また転職だけでなく、現在の勤務先に残ることも視野に入れて、勤務の内容や条件を検討したいという医師も多くいます。

<続く>

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