トップページ > 医師を取り巻く問題「医師と医療機関のミスマッチをなくす(1)」

医師と言えども転職が当たり前の時代になってきました。その理由は様々ですがやはり、「これからのキャリアプランを考えて」、「年収をもう少し増やしたい」、「仕事に忙殺されていて、もう少し自分や家族との時間がほしい」と言った、誰もが納得できる理由が多いように感じます。一度しかない人生ですから、悔いのない生き方・働き方を選びたいものです。転職に悩んでいる先生方か、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

医師を取り巻く問題

  • 「医師と医療機関のミスマッチをなくす(1)」

・医師が心身ともに健康に働くための10の条件/7.医師と医療機関のミスマッチをなくす(1)

視野を広げてさまざまな医療機関の情報を収集したら、次に必要になるのが、医師が「自分に合った医療機関を選ぶ」というプロセスです。

ところが、これまで自分で勤務先を選ぶという意識が希薄だったこともあり、医師が自分の「勤務先を選ぶ目」は、まだまだ成熟していないと感じます。

転職を検討して医師紹介会社に登録をしている医師でも、「転職して何がしたい」という診療内容や働き方の希望はもっていても、その希望を叶えるのに「どういう病院がいいか」という段階まで落とし込んで考えている人はほとんどいません。

前にも触れたように、医師の希望と勤務先の医療機関のミスマッチを防ぐためには、医師自身が「自分に合う病院」をしっかり見極める目を持つことも大切です。

医師が勤務先として医療機関をチェックするポイントは、三点あります。今回はその1点目をご案内します。

1.職務の内容と労働環境

これは、どういう仕事をどういう時問・体制で行い、それに対する報酬はどうなっているかという、働き方の基礎になる情報です。

その仕事と報酬のバランスが自分の希望とフィットするものか否か、よく確認することが重要です。

勤務医の職務内容は、医療機関の規模や地域性、診療対象、組織のあり方などにより、かなり幅があります。

たとえば外科であれば、執刀医は何人体制でどういう術式の手術をどれだけ行うか、カンファレンスの頻度、他の診療科や医療機関との連携がどの程度あるかなど、できるだけ具体的に確認するのがポイントです。

労働環境という点では、基本的な勤務時間のほか宿日直やオンコールの頻度、当直明けの診療体制、時間外診療についての割増手当の有無、産前産後休暇や育児休暇・介護休暇の有無、医師の体調不良時などのサポート体制、といった点を確認しておくと安心です。

<続く>

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