トップページ > 医師を取り巻く問題「周囲の人とのコミュニケーションを重視する(2)」

医師と言えども転職が当たり前の時代になってきました。その理由は様々ですがやはり、「これからのキャリアプランを考えて」、「年収をもう少し増やしたい」、「仕事に忙殺されていて、もう少し自分や家族との時間がほしい」と言った、誰もが納得できる理由が多いように感じます。一度しかない人生ですから、悔いのない生き方・働き方を選びたいものです。転職に悩んでいる先生方か、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

医師を取り巻く問題

  • 「周囲の人とのコミュニケーションを重視する(2)」

・医師が心身ともに健康に働くための10の条件/8.周囲の人とのコミュニケーションを重視する(2)

病院を働きやすい環境にするために、身近ですぐに取り組めるのが、周囲の人とのコミュニケーションを大切にすることです。

医師のコミュニケーションについては、大阪大学医学部の医学生による面白い調査(「医師のメンタルヘルスとコミュニケーション」)もあります。

そこでは「人とのコミュニケーションが良好な医師ほど、メンタルヘルスも良好」と結果が導き出されています。

コミュニケーションの対象は、家族、上司・同僚、患者さんで、そのほかにコミュニケーションに対する考え方なども調べています。

この調査では、医師のコミュニケーションの良好さの程度は、性別や年齢、診療科、総労働時間による有意差はなかったようですが、内科系と外科系では特徴に違いが見られたとあります。

コミュニケーションで苦手と感じることとして、内科系は「会話の進め方」「相手の反応がわからないとき」「嫌いな上司と話をするとき」など、相手によってコミュニケーションがとりづらいという回答なのに対し、外科系では「話題がない・合わない」「性格的に社交的ではない・人見知り」など、コミュニケーションそのものに苦手意識がある回答があったとしています。

ただし、コミュニケーションが得意でなくても、メンタルヘルスが良好という医師も多く、その理由を「コミュニケーションを図るために努力・行動している人」と分析。そしてコミュニケーション能力向上のために医師が行っている行動として、「相手の話をよく聞く」「相手に合わせて話題・言葉を選ぶ」「能力が高い人をまねる」「楽天的でいる、笑顔」「自分から話をしようと心がける」などを挙げています。

医師にもそれぞれ性格や得手・不得手があると思いますが、こうしたちょっとした行動や心がけで、周囲の人とのコミュニケーションを良好に保つことは、医師白身のためにも、病院や地域の医療のためにも価値のあることです。              

<続く>

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