トップページ > 医師を取り巻く問題「女性医師の力を活かす」

医師と言えども転職が当たり前の時代になってきました。その理由は様々ですがやはり、「これからのキャリアプランを考えて」、「年収をもう少し増やしたい」、「仕事に忙殺されていて、もう少し自分や家族との時間がほしい」と言った、誰もが納得できる理由が多いように感じます。一度しかない人生ですから、悔いのない生き方・働き方を選びたいものです。転職に悩んでいる先生方か、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

医師を取り巻く問題

  • 「女性医師の力を活かす」

現在の医師不足を解消し、勤務医の負担を軽減するという点でも、医師の過酷な勤務スタイル・労働観を刷新するという意味でも、重要な鍵になるのが眠っている人材、つまり女性医師の活用です。

女性医師の活用については、以前から厚労省や医師会でもさまざまな対策が考えられていますが、具体的な取り組みは各医療機関に任されており、採用・活用の度合いは医療機関によって異なります。

医療機関が女性医師を活用したいけれども思うように進まないという場合は、女性医師が就業を続ける障害となっているものをよく見極め、組織として対策を行っていく必要があります。

障害となる要因の第一は、医師の仕事のあり方。そもそもの勤務の前提が、男性医師を基準に想定されていることです。

女性の事情を考慮した発想がもともとないために、長時間勤務や時間外の対応も含めた業務が基本となっていて、体力的にも時間的にも、女性医師にはフィットしにくいことが挙げられます。

医療機関が女性医師の力を活かしたいのであれば、まず医師の業務の30%以上は女性医師が携わることを前提に業務を組み立てるなど、思い切った改革が必要です。

とくに、女性比率が高く労働環境が厳しいといわれる産婦人科、小児科、麻酔科は、女性医師を中心として業務を組み立てるべきです。

逆に男性医師が大半を占める循環器内科、脳外科、外科などは近年、医師不足・偏在が顕著になっていますが、今までの男性中心のやり方を変えることができれば、女性医師が手を挙げやすくなり、診療科による医師の偏在解消にもつながると思われます。

<続く>

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