トップページ > 医師転職アドバイス「医師転職支援会社の注意点は?」

医師と言えども転職が当たり前の時代になってきました。その理由は様々ですがやはり、「これからのキャリアプランを考えて」、「年収をもう少し増やしたい」、「仕事に忙殺されていて、もう少し自分や家族との時間がほしい」と言った、誰もが納得できる理由が多いように感じます。一度しかない人生ですから、悔いのない生き方・働き方を選びたいものです。転職に悩んでいる先生方か、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

医師転職アドバイス

  • 「医師転職支援会社の注意点は?」

ここ数年の問に、専門職である医師を対象とする転職支援会社=人材紹介会社が、次々と現れ、今では数百社もあると言われています。

なかには、従業員が1、2名程度の小規模な会社から、エリアを限定して対応するもの、全国へ支店展開を行っている大規模なものまで存在する状況となってます。

これらの会社には、「コンサルタント」と呼ばれる専任の担当者が存在します。転職を希望される医師とコンタクトをとり、どのような勤務先を探しているのかなどの希望、要望を確認し、その条件に見合う勤務先を、依頼されている医療機関より探す段取りを行います。

医帥の転職の場合、その専門性の高さゆえに「条件」の中に診療科目が含まれるのですが、個々の専門分野や得意分野、さらにはスキルベースとなる専門医取得の希望、さらに専門性を生かすための院内環境も欠かせない要素として盛り込まれます。

しかしながら、当のコンサルタントが、医療業界というしくみや環境、歴史などについて理解していなければ、ただ条件面を揃えたからと言って、都合よく紹介先が見つかるものではありません。

さまざまな状況が絡みあう医療業界の特性を理解せず、一般の人材業界同様の対応をしてしまった場合、最悪の場合、入職はしたものの短期間での離職へ繋がってしまう例が少なくありません。コンサルタントとして絶対に行ってはい けない事例がこれですね。

大学医局人事とは異なる「短期間の勤務実績」は、経歴書のなかで逆に注目を集める結果となってしまうからです。

退職理由はさまざまで、「思った所ではなかった」「最初に言われたことと違いがあった」等、医師の側、医療機関側によってそれぞれの言い分か存在します。何が正しくて、何が間違っているのか、経緯を知る者が客観的に分析するしか正解はありません。

ただ、やはり転職歴の多い医師からの応募があった場合、躊躇する医療機関が多いのも事実です。

短期間の離職が多くなればなるほど、経歴書上の職歴欄が増えます。その多少が、将来の行く末を左右してしまうケースが実際にはある、ということですね。ゆえに、医師の転職支援を行うということは、その医師のこれからを考えたうえでの視点が最も重要となるのです。

この先、医師専門の転職支援会社=人材紹介会社を利用される場合は、まず、きちんと医師という職業を理解している会社を選ぶことが重要です。

さらには紹介されるがままではなく、ご自身の考え方を踏まえた上で、コンサルタントの情報を吟味していただく主体的な態度が必要であるのは言うまでもありません。


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