トップページ > 医師転職アドバイス「医師転職:リハビリ科医のケース」

医師と言えども転職が当たり前の時代になってきました。その理由は様々ですがやはり、「これからのキャリアプランを考えて」、「年収をもう少し増やしたい」、「仕事に忙殺されていて、もう少し自分や家族との時間がほしい」と言った、誰もが納得できる理由が多いように感じます。一度しかない人生ですから、悔いのない生き方・働き方を選びたいものです。転職に悩んでいる先生方か、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

医師転職アドバイス

  • 「医師転職:リハビリ科医のケース」

ここで40代前半のリハビリ科ドクターの転職事例をご案内したいと思います。

二転三転と状況の変化が起こり、転職活動に苦労されたある女性医師の事例です。

専門科目はリハビリ科。もともと放射線科を専攻され、重粒子線治療にも携わった経験もある方なのですが、勤務があまりにハードで、30代に身体を壊され、手術を2回も経験されていました。その後、転科されて身体に負担の少ない勤務を自らの健康管理しながら行ってこられた方です。

現在の勤務先は2年前に他の紹介会社を通じて就任されており、その際、回復期リハビリテーションを立ち上げる計画があった医療機関ということで就任されたのですが、2年の間に病院の方向性が変わり、亜急性期病棟への転換となりました。

回復期リハに携われないのなら、勤務する意味がないと考えられ、新たな勤務先を探すために、紹介会社へお問い合せをされました。

先生の希望は週4日勤務で当直なしでした。そこで弊社より、とある病院を紹介しました。面談を行っていただき、滞りなく病院から採用連絡という流れとなりました。先生も就任の意思をほぼ固められましたが、最終の条件提示にいたる時点で問題が起こりました。採用の取り消しです。

これはあくまでも医療機関側の事情であり、医師には何の否もない内容でした。理事長の身内が急進就任されることになり、定員がオーバーしてしまったというのです。

しかし、一旦は採用と告げられた医師にすれば寝耳に水です。このままでは勤務先がなくなってしまうと考えられ、現在のお住まいのエリアではなく先生の身内が多く住んでいると言われていた他府県への紹介に切り換えました。

身内が多く住んでいるとは言え、医師にすれば未開の地、生活水準さえわからないエリアです。

エリア内の病院情報のリサーチと精査を繰り返し、最終的に4つの病院に絞り込みました。面談には2日間のスケジュールを組み、一気に4箇所を巡るツアーを設定。その医師とともに、全てを受け止めてくださる病院を探しました。

その結果、全ての病院から採用の連絡が届きました。

二転三転した経緯を受けとめながらも、先生は新たな生活へのモチベーションも高く、最も求められ、また求めていた環境である病院へと就任されました。

転職支援活動の全てが順調に進む場合もあれば、今回のように思いがけない事態が発生する場合もあります。しかし、先生方と最後まで向きあい、苦労を買ってでもする覚悟のコンサルタントがいるものです。

参考になさってください。

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