トップページ > 医師転職アドバイス「転職先として魅力的な病院とは」

医師と言えども転職が当たり前の時代になってきました。その理由は様々ですがやはり、「これからのキャリアプランを考えて」、「年収をもう少し増やしたい」、「仕事に忙殺されていて、もう少し自分や家族との時間がほしい」と言った、誰もが納得できる理由が多いように感じます。一度しかない人生ですから、悔いのない生き方・働き方を選びたいものです。転職に悩んでいる先生方か、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

医師転職アドバイス

  • 「転職先として魅力的な病院とは」

大学病院の勤務は本当に過酷で厳しいと感じます。

これはある大学教授の話ですが、厚生労働省の方が「800床以上もある大学病院で医師、看護師が充実している病院は皆無な状況のなか、こちらは外来数も増やし、かつ満床状態を保っておられる。一体どのような取り組みを行っているのか」と話を聞きにこられたそうです。

教授は人材が充実している状況について、「医師の職場環境を整え、世間一般に言われる激務をさせていないことが一番ではないだろうか。そのため人材も多く必要であり、給与は安い方かもしれない。しかし全国的に見れば平均的な水準を保っている」との見解を話されたそうです。

この大学病院は、一昔前までは医師家系の人が入学する割合の多い大学でしたが、ここ数年は入試の段階より門戸を広げて、全国から学生を誘致する取り組みを始めています。その結果、卒後研修に他大学からの応募が増え、在学生も退局をしなくなったというのです。

また看護師についても教育環境を整えたり、ゆとりを待った勤務を推進することや待遇面の見直しなど将来設計を推し進めたところ、医療過誤が減少し、患者数増加に一役買っているのだそうです。

この大学教授は、学生や医局員には「優秀な技能を習得しなさい。将来開業を行うにしても何か特殊な技能を一つ身につけなさい」と日頃より教育されていますが、新たな取り組みとして、大学自体が医師の開業支援を行うといった、専門性を持ちながらもプライマリケアを習得可能にするプロセスと、開業までの目標や明確なビジョンを個々のスキルとして身につけ易くしていると言われました。

「給与は高いが厳しい労働条件」ではなく、「給与はそれなりでも、ゆとりのある勤務」を大学全体で推進しているわけです。

転職コンサルタントとしてさまざまな病院を訪問する際、病院として医師が色々な選択ができるように、待遇面を含めて職場環境を整え、無理のない雇用を先生方と一緒に検討いただける病院をお勧めしたいと考えています。

もちろん医師の先生方もぜひ能動的にそうした病院を選択し、評価していただければと思います。

参考になさってください。

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