トップページ > 医師転職アドバイス「医師転職に大切なのは長期的視野」

医師と言えども転職が当たり前の時代になってきました。その理由は様々ですがやはり、「これからのキャリアプランを考えて」、「年収をもう少し増やしたい」、「仕事に忙殺されていて、もう少し自分や家族との時間がほしい」と言った、誰もが納得できる理由が多いように感じます。一度しかない人生ですから、悔いのない生き方・働き方を選びたいものです。転職に悩んでいる先生方か、ぜひ素敵な仕事・職場にめぐり合えることを祈っております。

医師転職アドバイス

  • 「医師転職に大切なのは長期的視野」

人には時期があるものです。

人生の各年代により役割があると言えます。20歳代は学ぶ時期、30歳代は学んだことを実践する時期、40歳代は世間を知る時期、50歳代は富を蓄える時期と、世間一般でも考えられているのではないでしょうか。

医師が開業する場合も、勤務医を続ける場合も、転職を考える時は目先だけではなく、将来へのビジョンを持つことが重要なのは言うまでもありません。

転職の失敗事例のなかでよくあるのは、目先の年収にこだわり、給与は良くなったものの精神的ゆとりを失い、疲弊してしまったという事例です。

今は年収が低いなりにも、5年後を見据えて技術を身につけ、大きな目標をクリアするような転職ができれば、年収が低い時期も人生にとって非常に大切な時期と言えます。

反対に、今が激務で辛いからと、違う畑で当直なし、オンコールなしにこだわるのも大事だと思います。

しかし、いずれの場合も、自分の中でどれだけゆとりが持てるのかを一度考えていただきたいです。

例えば当直1回のみなら対応可能、オンコールが週1回なら対応できると言ったようにです。自分のスキルを大切にしながら、自分の5年後を見据え転職される方が将来的に成功につながっていくことは間違いありません。

但し、これは30歳代の医師に言えることで、40歳代は世間を知る時期でもあり、自分の積みあげてきたものを発揮して、活躍できる場所を探すこと、50歳代には、しっかり富を蓄えることのできる環境を見つけていただくという視点も重要です。

55歳を過ぎた内科医師の転職支援を行った時のことです。

長い間、大学の医局におられた方で、オールマイティに広い科目の診療に長けておられました。

この医師は「自分のやるべき道を見据えたい」と強く望まれ、規模は大きくないのですが地域医療に積極的な病院を選択されました。週4日、当直なしの条件です。

勤務開始後、先生より日々病院に出勤することが楽しいという電話がありました。職員が皆元気で看護師も明るく、無理な勤務をしていると感じない環境であったそうです。

「何よりもそれが一番うれしく、いつも朝からみんなに元気をもらっています」というご連絡でした。

このような勤務が晩年にできるよう、ご自身の年代がどの時期に当たるのか、その時期は何を意味するのか、転職時に少しでも意識できれば、将来が変わるかもしれないと感じるのです。

参考になさってください。

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